雨のふりしきる中バスを待つ。
バス内にはスキー板を持った外国人がいる。もう4月になるというのに。
途中バスのドアが壊れた
倶知安市街は比羅夫から意外と遠い
借りたレンタカーに充電プラグはなかった
雨が降っているので太田神社を一旦諦める
かかし古里館
学芸員の方と話弾む、蝦夷語地名解の原本を初めて拝む
とまりん館臨時休業
ソーランライン南下。雨風強い
日本一標高が高い灯台の茂津多岬に寄る
まるで中国の奥地かのような光景(霧、ガタガタの道路)。桜も所々咲いている
風光明媚。崖のように落ち込む山々と灰色にくすんだ日本海
瀬棚の生涯学習センターへ行き、旧瀬棚線の資料を眺める
乙部にてシラフラを見る。超広角で捉える日本のドーバーが荒天とマッチしていて見事
江差にて、上ノ国方面への道とロータリーで分岐して旧江差線沿いに知内へ
なんの面白みもない道
18時前に到着。チェックイン時限に間に合った
800年の歴史を誇る北海道最古の温泉。著名な審査会で加水、加温なしの温泉としては最高レベルと評された。
上湯、下湯の2つの説明を受け1階の部屋に案内された。壁は今どき珍しいモルタル、鍵は古風のレバータンブラー錠で開け閉めの感触が気持ちいい
ご飯は囲炉裏のある食事処で。内容はおよそビジネスプランのものとは思えないほど豪華
サーモンは肉厚、生牡蠣2つ、鍋物にも牡蠣、後付けで牡蠣フライまで出てきた。
初生牡蠣は知内だった
まさかリーズナブルなプランで生牡蠣など想像もしていなかったので、後の予定に支障が出るのが怖くなってしまい、”生牡蠣 当たる確率”で検索してしまった。確率は出てこなかったが、不規則な生活をしていると当たりやすくなるようだ。心配が増しただけであった。
牡蠣フライは今まで食べたどのフライよりもサクサクだった
ビジネスプランでなければ、松竹梅で食事を選べるらしいが内容はどれほどなのだろうか。
函館山に行く前に、20:30までの上湯に先に入る。
浴槽のドアを開けた瞬間全身が熱気に包まれる。源泉かけ流し、温度は46度。浴槽は1つ。床には豊平峡のような、湯花が石化した段が幾重の層を形成しており歴史を物語る。男女の浴槽を隔てる壁にはブナの幹が埋め込まれている
早速淡青色の湯船に浸かるが、熱くてとても入れたものではない。加水用の蛇口を捻り、その周辺に限りようやっと入れるぐらいの温度に落ち着いた。熱いには熱いのだが、浸かってみると不思議と上がりたくなくなる。10分ぐらい浸かり、流石に湯あたりしそうだと思い名残惜しくも出た。気持ちとは裏腹に、皮膚は真っ赤になってしまっていたが。
函館山へ
高速から見る展望台は霧がかかっているようで天空の城のよう
一般車では登れないため車をロットに置いてロープウェイへ
そういえばコナンの映画とコラボしていた
山頂はやはり霧に覆われており夜景は霞んでいた
帰り道、八幡坂、路面電車を撮り、併走する車とカーチェイスもどきなことをしながら知内温泉へ帰る
下湯に入ろうと思ったが、もう日を跨いでいて早く寝たいので明日の朝入ろうと思う
コンタクト液を忘れてきたことに気付き絶望